少し寒さを感じ始めた10月11日。「2009 幸田K-4チャレンジカップ耐久レース」第5戦が開催された。
今回のエントリーは、MTクラス13チーム、ATチーム1チームの14チームがエントリー。
7時からの受付終了後、7時35分から25分の練習走行。最低5周が義務付けられている。
ここで、各チーム車両の最終チェックに入る。また、この時間帯に満タンにしなければならない。
ブリーフィング終了後、車検が行われる。1台、1台しっかりとスタッフがマシンをチェック。予選へと進む。
予選時間は50分間。最低周回数は30周。しかし、先回トップの「マケラーレンモノコックμトゥデイ」は+10周、2位の「オーシャンズセブントゥデイ」は+8周。そして3位の「こてつトゥデイ」には+5周のハンディがつく。また、ホンダ車以外で30Lタンクの車両は義務集回数は5周とされている。今回は「GUOBアルトがその対象になる。
午前11時35分53秒に決勝の火蓋が切られた。いっせいにスタート。最低9回のピットイン(ドライバー交代)が義務付けられているこのレース。最初に動いたのが、#84「アオミミネコマルトゥデイ」。どのチームより先にピットイン。今回は早め早めのピットイン作戦のようだ!上位だけでは無く、中断グループでも、順位争いが繰り広げられる。
予選アタックを行わずに13位スタートとなった#77「こてつトゥデイ」は徐々に順位を上げ、6位→5位、そして#1「マケラレンモノコックμトゥデー」と激しい3位争いへ。
そして残り20分を切った頃、上位を走っていた数台にガス欠症状が出たのかスローペースに、ついに#84「アオミミネコマルトゥデイ」と#1「マケラレンモノコックμトゥデー」の(恒例の)テールトゥノーズ走行が始まった。逃げる#84「アオミミネコマル」、追う#1「マケラレンモノコックμトゥデイ」
4時間30分が近づき、ファイナルラップに入る直前の「ディパーコーナー」で、#84「アオミミネコマル」が若干アウトに膨らんだ所を、インに飛び込む#1「マケラレンモノコックμトゥデー」。逆転だ!
結果、トラブルのあった車両もあったが、全車チェッカーを受けた! 4時間30分を走りきっての耐久レース、1位2位の差は、わずかに1秒520だった。3位には#77「こてつトゥデイ」が入った。
左から優勝の「マケラレンモノコックμトゥデー」、2位の「アオミミネコマルトゥデー」。 そして、予選13位から3位に入賞のこてつトゥデイ」 |